2025.11.12

初心者でもできる!自然風景の動画撮影テクニック♪

私事ですが、instgramも更新しています。 しかも写真ではなく、動画専門です。 忙しい時はなかなか更新できないこともありますが、北海道に住んでいるという土地がらもあり、美しい自然風景などを動画に納めてアップしています。 興味のある方は是非一度見てみてくださいね。 (いいねやフォローをいただけるとさらにうれしいです)

さて、自然風景を撮影する際に、ただ美しいだけでなく、見る人の心を掴む映像や写真を作るためには、構図や撮影技術、編集の工夫が欠かせません。今回は、自然風景の撮影テクニックをご紹介します。

 

1. 構図を工夫して映像に深みを

 

自然風景撮影においても「構図」は、重要な要素です。

自然風景という被写体を最大限に活かせる構図を考えるだけで、印象的な映像を撮影しやすくなりますよ。

※基本は引き

 

自然風景は被写体にもよりますが、壮大で大きいです。

ざっくりいうとよって撮るよりも引いて撮る方が正解ということです。その自然の素晴らしさを伝えるように引きで大きく構図を取ることが大切になります。

 

●奥行きのある映像

 

奥行きを意識することで、映像がただの風景写真から、見る人を引き込む立体的な作品に変わります。
例: 紅葉した木々を手前に配置し、奥には白く雪をまとった山を写す。
こうすることで、前景と背景のコントラストが映像に躍動感を与えます。また、広角レンズで引き気味に撮影することで、自然の壮大感を演出できます。

 

●異なる要素の組み合わせ

 

「街並みと富士山」や「海岸と灯台」など、異なる風景要素を組み合わせることで、自然風景の中に物語性を加えることができます。日常では見慣れない組み合わせを探し、ユニークな構図を作ってみましょう。

 


 

2. 撮影スポット選びが鍵

 

映像を撮るからには、自然と考えることが撮影するロケーションですね。

美しい自然風景を求める際には以下のポイントを押さえましょう。

 

●名所を狙う

 

なかなか自分で隠れ家や自分だけの場所をいくつも見つけることは簡単ではありませんので、素直に有名な名所に足を運びましょう(笑)

名所は、その魅力が認知されているため、どのように撮影しても絵になることが多いです。

(みんなおんなじ画になるなーって感じるほど成長したら、撮影者としての独自性を出すために、撮影する時間帯やアングルに工夫を加えることも重要ですよ。)

基本的にはここまでだけでも撮影方法としてはこれから始める方には十分役立つのでは?

と考えています。

ここからはさらに一歩踏み込んで作品を作るような視点でお伝えしますね。


 

3. カメラの動かし方でストーリーを作る

 

ある程度撮るのは慣れてきたなと感じたら、「ひとつの作品を撮る」と考えたとき大事になることがストーリーです。(これは風景にかかわらず重要です)

 

●起承転結を意識する

 

ストーリー性を持たせるために、「始まり」「展開」「クライマックス」「終わり」の流れを意識して撮影を行いましょう。例えば、森の中を歩くシーンから始まり、広がる大草原や山頂へ至る映像構成を考えると、視聴者に感動を与えることができます。

 

●多角的な撮影

 

ローアングルや寄りのカットを組み合わせることで、自然風景を様々な視点から描き出します。例えば、地面に近い位置から空を見上げるショットや、葉っぱに焦点を当てた接写など、視聴者の興味を引きつける工夫を加えましょう。

冒頭では基本は引きでと伝えましたが、ひとつの作品を作ろうと思ったら、同時に寄りの画も撮影して編集で組み合わせて使うことで世界観を表現できるようになります。

 

●追加カットを意識

 

映像を豊かにするには寄りのショットや手元の動きを強調するカットが重要です。メイン映像を補完する要素として、多様なカットを事前に撮影しておくと編集がスムーズに進みます。


4. 編集で作品をさらに引き立てる

 

撮影素材が揃ったら、編集の段階でさらに魅力を引き出しましょう。以下のポイントを意識するだけで、映像の完成度がぐっと高まります。

 

●コントラストの調整

 

コントラストを上げると、映像のメリハリが強調され、色味が鮮やかに見えるようになります。逆に、コントラストを下げると、柔らかで幻想的な雰囲気を演出できます。撮影したシーンの意図に合わせて調整してみましょう。

 

●色味の調整

 

撮影時に少し色味が偏ってしまった場合でも、編集ソフトで色味を調整することで統一感を高めることが可能です。ただし夕日や早朝のシーンは、赤味がかったほうがイメージに近かったり、逆に青みがかったほうが早朝の日の出前のイメージに近いこともありますのでイメージに近づける色温度の調整が効果的です。

 

●最低限の加工でナチュラルな仕上がりに

 

自然風景の魅力を損なわないために、過度な加工は避けるべきです。撮影時の素材が優れている場合、最小限の調整だけで素晴らしい仕上がりになることもあります。

 

●特殊効果の活用

 

編集ソフトで光の差し込みや薄霧のような効果を加えることで、幻想的な雰囲気を出すことも可能です。ただし、やりすぎには注意しましょう。あくまで自然の美しさを引き立てる補助として使います。


5. おわりに

 

今回は自然風景の動画を撮影する際の一工夫をお伝えしました。

難しいことはあまり伝えていないので、これから自然風景撮りたいという人の一助になれば嬉しいです。

自然風景の撮影は、技術的な工夫と場所選びが重要です。このブログで紹介したポイントを参考に、ぜひご自身でも「映える」自然風景の映像や写真を作り出してみてください!

 

 

Blog一覧へ戻る