
プロが教える!事業者向けタイムラプス動画を成功させるための撮影テクニックとコツ
タイムラプス動画は、時間の経過を凝縮して表現できるため、建築物の完成までの過程や風景の変化を魅力的に記録する手法として人気のある撮影方法の一つです。ただ、建築物などの規模が大きい被写体においては、撮影の準備や設備、編集まで気をつけるべきポイントがあります。今回は、タイムラプス動画の撮影ポイントをご紹介します。
【1. 撮影前の準備 – 規模感を理解して構図を計画】
建築物のタイムラプス動画を撮影する際、完成後の高さや全体像を想定することが非常に重要です。建物の完成した大きさを最初から予測することは難しいですが、ある程度の高さや構造を確認し近隣の構造物と比較して想像し、構図やレイアウトを計画します。特に注意したいのは以下のポイントです。
・最大の高さを想定してカメラの位置を決定
撮影開始時点では建物の基礎部分しか見えないかもしれませんが、完成時にはカメラの視界を超えるほどの高さに達する可能性もあります。したがって、あらかじめ十分な高さを見込んでカメラを設置しましょう。
・不要なものが画面に入らないように配置を工夫
特に広角で撮影する際、カメラの前方に余計な物が入りがちです。設置位置を調整し、被写体以外の不要なものが映り込まないよう配慮が必要です。
【2. 長時間撮影の安定化 – 三脚固定と安定化措置】
長期にわたるタイムラプス動画では、カメラの安定性が重要です。風や振動でカメラが揺れてしまうと、動画が見づらくなってしまいます。コブラ映像札幌では、以下のような対策を行っています。
・三脚は伸ばさず、地面にべたで設置
長期撮影の場合、三脚の脚を伸ばさず地面にぴったりと設置し、安定性を確保します。また、**ウェイト(砂袋)**などをうまく利用して、三脚が動かないように固定します。
・三脚の位置を印付けで把握
撮影中に三脚がずれてしまうことも考えられるため、三脚の脚の位置に印をつけておきます。位置がずれた場合でも、元の位置に戻しやすくなるため、特に長期間の撮影では必須の作業です。
【3. 撮影方法 – 動画の早送りではなく、静止画でのインターバル撮影】
早送りを前提に動画を撮影する際、ずっと動画を回し続けるとデータ量が大きくなりすぎます。そのため、タイムラプス撮影は一定間隔で静止画を撮影し、後で編集時に動画に変換します。
・数秒に1枚の静止画を撮影
いつもではないですし、被写体や作成物によってことなりますが、数秒に1枚の静止画を撮影する設定が一般的です。この設定は、編集時に素材が多すぎるのを防ぎます。また、データの容量も大幅に節約することができます。
・長期撮影向けのカメラ選定
タイムラプス動画には長時間の撮影に耐えられるカメラが必須です。ちなみに、コブラ映像札幌ではOsmoアクションを採用しています。このカメラは旧型ですが、熱に強く、長時間の撮影でも止まることなく動作するため、信頼性が高いと評価しています。
熱は本当に厄介で、熱でエラーを起こし撮影できないなどは、致命的なミスになりますので、重要なポイントです。
※天気にも注意
長期撮影だと天候の変化は必須です。雨天時撮影がある場合は、機材を守る対策などをちゃんとしておくとよいです。
【4. カメラが良いと編集も楽 (編集)】
もう1点、先ほどのカメラの良さは、静止画で撮影した画をそのまま動画にしてくれます。設定で静止画も動画もどちらも保存するなど柔軟に対応できるところは優秀です。
・静止画と動画を両方保存可能なカメラ
コブラ映像札幌では、設定次第で静止画と動画の両方を同時に保存できるカメラを使っています。これにより、静止画だけでなく、必要に応じてそのまま動画としても使用でき、効率が高まります。
動画出力ができれば、自身でタイムラプスそのものの編集は不要ですので、上がった動画を完成にむけていつも通り編集を行うだけで完成です。
【5. そのほかあると便利なもの】
・外部モバイルバッテリーや給電の確保
長期間の撮影には、バッテリーの確保も重要です。外部モバイルバッテリーや給電を行い、日数をカバーできるようにしておきましょう。
【まとめ】
タイムラプス動画の制作は、特に建築物のような長期間の変化を記録する場合、事前の準備と機材の選定、撮影技術が重要です。
コブラ映像札幌では、これまでに培ったノウハウを活かして、質の高いタイムラプス動画を提供しています。
例えば)
1. 建築関連
建築・工事プロジェクト(基礎工事から竣工までの変化)
内装リノベーション(オフィス・店舗・住宅のリフォーム過程)
解体作業(ビルの取り壊しと更地になる様子)
2. イベント・プロジェクト進行 関連
イベント設営・撤去(ライブ、フェス、展示会の準備~撤収)
美術館・ギャラリーの展示準備(アート作品の設営・レイアウト変更)
大規模セットの組み立て(映画や舞台のセット構築)
3. 自然・天候の変化
四季の移り変わり(同じ場所の春夏秋冬の変化)
天候の変化(嵐・台風の接近や快晴への回復)
植物の成長(花が咲く様子や木が育つ過程)
4. 都市・交通の流れ
街の一日(朝の通勤ラッシュから夜のネオンまで)
渋滞や交通量の変化(繁忙期と閑散期の比較)
公共交通機関の動き(駅や空港の利用者の流れ)
5. クリエイティブ・製造プロセス
アート制作(水墨画やグラフィティの完成まで)
クラフト・DIY作業(家具制作や手作りアクセサリー)
食品製造の工程(パンやラーメンの仕込み~完成)
などはタイムラプスを活かしやすいテーマでもございます。
タイムラプス動画の制作をお考えの際には、ぜひプロにご相談ください。