2026.01.30
映像収録現場の「よくある失敗」とその対策|プロの経験から学ぶ教訓集
映像制作の現場では、どんなに経験を積んだプロであっても、思いがけないトラブルやミスが起こることがあります。今回は、収録現場で実際にあった「ありがちな失敗」と、それにどう対処しているかをご紹介。 特に音声収録やカメラ機材の扱いでの注意点は、現場の信頼を左右する重要な要素です。
●音声収録の“REC忘れ”はプロでも起こる
近年の撮影現場では、音声と映像を**別々に収録する“別録り”が主流になりつつあります。
特にキー局や大規模な映像制作では、音声ミキサーで複数チャンネルを独立して録音できるのが当たり前になってきました。
昔はどうだったかというとミキサーさんがケーブルでカメラで収録したものがすべての音声だったので、画が撮れていれば音もはいるので、忘れることは少なかったです。
しかし、今は便利になっていろんなチャンネルを同時に管理できるようになりました。それゆえに起こるのがミキサーさんの「音声収録のREC忘れ」です。
カメラの録画は確実でも、ミキサー側の録音開始ボタンを押し忘れるというケースは、意外と多くの現場で発生しています。
【!】対策:
・録音開始は“一度押したら切らない”のが鉄則
ずっと回しておくのがもったいなく感じてしまって都度録音を押したい気持ちはわかりますが、
撮れていない というリスクは取り返しがつかないので、ずっと録音しっぱなしにしておくのが無難です。
・ボタンのオンオフを繰り返すとミスが起きやすく、編集時に素材が不足する原因にもなります
音は画像と比べてデータ量も多くないですので、確実な対策をとるに越したことはありません。
●逆REC問題:撮ってる“つもり”が撮れてない!
カメラ関連でよくあるミスが「逆REC」と呼ばれるものです。
本来は撮影開始したつもりが、RECボタンを押し忘れていて実は停止状態だったというケース。
RECのインジケーターが視界に入るので、比較的音に比べると発生しにくいですが、やっぱり起こりうるものなので注意が必要です。
【!】対策:
・RECの文字を見落とさないようにする。
・カメラマン、音声がお互いにREC状況を声掛けで確認する習慣をつける

●カメラが倒れる!強風とロック不備に注意
三脚を立てて定点撮影する際、油断できないのがカメラ倒壊のリスクです。
強風などの際は、カメラマン自身も気づいているのでちゃんと固定などおこなうとおもいますが、
怖いのは、「三脚ロックの緩み」です。
例えば、
たてや横に動かすためのロックが緩い
↓
目を離してる好きにじわーとゆっくりカメラが傾く
↓
大きなカメラだとそのままバランスを崩して倒れる。

【!】対策:
・三脚の横・縦移動ロックがかかっているか毎回確認
・三脚とカメラの接合部分(プレート)を確実に固定
・ロケ地の地面状況・風向き・足場を事前チェック
REC忘れに続き、「気をつける」ということが対策となってしまいますが、知っているだけでも対策につながります。大事なカメラをちゃんと管理してあげましょう!
■北海道ならではの“レンズ曇り”問題
冬場の北海道ロケあるあるの一つが、「室内に入ったとたんレンズが曇る」という問題。
特に外気温との温度差が大きいシーンでは、一眼レフやビデオカメラのレンズが一瞬で真っ白になってしまいます。
よくある曇り発生ポイント:
・温泉やサウナ施設
・湿度の高い植物園・水族館
・真冬のラーメン屋・うどん店などの飲食店
【!】 対策:
・レンズやカメラ本体を事前に温める(ドライヤーなど)
※ただし、サウナなどは簡単な対策などほぼ無意味で100%曇ってしまいますので、それを前提にカメラワークをする必要がありますね。
●“盗難”という盲点にも注意!
屋外での定点撮影などで、カメラを長時間放置するケースもありますが、人の少ない自然環境であっても油断は禁物。
実際に、定点で設置していたカメラが盗難被害に遭った事例もあります。
対策:
・カメラを置いたまま現場を離れない
・どうしても離れる必要がある場合は、チーム内で管理担当を決めておく
・ケースバイケースでワイヤーロックや防犯対策も検討
●まとめ|“準備”と“声かけ”がミスを防ぐ
動画撮影・収録の現場では、ちょっとした確認ミスが貴重なシーンを逃す致命的なミスにつながることもあります。
特に音声のREC忘れやカメラの逆REC、レンズ曇りや倒壊といった“よくある現場トラブル”には、事前の対策とチーム内での共有・声かけがもっとも重要です。
プロだからこそ「当たり前の確認を丁寧に」。
それが、安心して任せてもらえる映像づくりの第一歩です。
映像制作・動画撮影・インタビュー収録など、札幌での撮影現場対応を多数こなしてきたコブラ映像札幌では、経験に裏付けられた現場力と編集力で、安心・高品質な動画をお届けしています。
「初めての撮影で不安…」
「過去に失敗した経験がある…」
という方も、ぜひお気軽にご相談ください。
