2024.07.26
Google Earth Studioで変わる観光・企業PV!札幌の映像制作プロが教える活用術と商用利用の注意点
今回はグーグルアーススタジオを使った感想です。 ※さっそく以下にテストで作成しました動画を上げてますので、こちらも参考にしてみて下さいね。
ドローンが飛ばせない場所でも、まるで空撮のようなダイナミックな映像が作れる「Google Earth Studio(グーグルアーススタジオ)」。無料でありながら圧倒的なクオリティの3D空撮モーションを作成できるため、映像クリエイターだけでなく、企業のマーケティング担当者や自治体の観光プロモーション担当者からも大きな注目を集めています。
しかし、「自社のプロモーションや観光PVにどう活かせばいいのか?」「商用利用のルールや注意点は?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
今回は、札幌・北海道を拠点に映像制作を行う「コブラ映像札幌」のプロの視点から、Google Earth Studioを実際に使って感じたメリット・デメリット、具体的なビジネス活用法、そして商用利用の注意点までをわかりやすく解説します。
●1. Google Earth Studioとは?映像制作のプロが驚いた3つの特徴
Google Earth Studioは、Googleが提供するウェブブラウザベースのツールです。
従来のGoogle Earthで見られる膨大な衛星写真や3Dデータを利用して、高度な空撮風ギミックの動画を作成することができます。
実際に映像制作の現場にいる私が初めて触ったとき、特に驚いた特徴(メリット)は以下の3点です。
① ドローンのような上空撮影が家で可能に!
地球全体(任意の上空)から特定の建物へ超高速で急降下(ズームイン)したり、世界中を一瞬にして飛び回るような、現実離れしたカメラワークが簡単に実現できます。
さらに素晴らしいのは、リアルなドローン動画に極めて近い、滑らかな映像も作れる点です。
単なる地図の拡大縮小ではなく、「視点」「アングル」「光源(太陽の位置=時間帯)」を自由自在にコントロールできるため、映画のようなシネマティックなカメラワークが可能になります。
② 面倒なアプリのダウンロードが不要(ブラウザ上で完結)
GoogleアカウントとGoogle Chrome(ブラウザ)さえあれば、特別な高スペックPCに専用アプリをダウンロードすることなく、ブラウザ上で直感的に動画の編集・作成が可能です。利便性が非常に高く、手軽に検証(ロケハン代わりのシミュレーション)ができるのも大きな魅力です。
(※作成した動画を書き出して、自社のプロモーション動画等に組み合わせる場合は、別途Premiere Proなどの動画編集ソフトが必要になります)
③ ドローン飛行許可が下りない場所でも「空撮」ができる
ドローン撮影は非常に魅力的ですが、航空法や地域の条例により、基本的に「撮影の許可・承認」を事前に取得する必要があります。
特に都市部や人口集中地区では、好き放題に飛ばすことはできません。
しかし、Google Earth Studioであれば、絶対にドローン飛行許可が下りないような場所(たとえば札幌中心部や東京タワー周辺など)であっても、上空からのダイナミックな映像を瞬時に作成できます。また、撮影のために現地に足を運ぶコストや時間を大幅に削減できるのもビジネス上の大きなメリットです。
●2. 【最重要】Google Earth Studioをビジネス(商用利用)で使う際の注意点
これほど便利なツールが「無料」で利用できるため、ビジネスで使いたいと考えるのは当然の流れです。しかし、企業のプロモーションや商業映像で扱うには、いくつかの超えるべきハードル(デメリットや注意点)があります。
注意点①:クレジット表記(アトリビューション)の義務
Google Earth Studioで作成した映像を公開・使用する場合、画面上に必ず指定のクレジット(「Google, 地図データ: 〇〇」など)を常時表示しなければならないというルールがあるようです。画面からクレジットを消去して「自社で撮影したドローン映像」のように見せることは規約違反となるなど、企業のブランディングや映像デザインのバランスを考慮する必要があります。
※上記のように、商用利用などは「自由にどうぞ」というわけではないようです。
そのあたりの規定は都度更新されているようですので、公式の発表しているガイドラインや「グーグルアーススタジオ 商用利用」などで検索して都度確認を取ることをお勧めいたします。
注意点②:テレビ番組や広告での利用には事前申請が必要な場合も
一般的なYouTube動画や自社サイトでのプロモーション(商用利用)は基本的に認められていますが、テレビ放送、CM、有料コンテンツ、あるいは大規模なプロモーション広告で使用する場合、Googleのガイドラインに沿って事前に専用フォームから「ライセンス申請」や連絡が必要になるケースがあります。ルールを遵守した正しい運用が、企業のブランドを守るために不可欠です。
注意点③:実写ではないための限界(クオリティの差異)
大変リアルな3D空間ですが、あくまでデジタルデータです。
本物の空撮とは違い、街に人や走っている車はいません。また、場所(特に地方や細部)によっては3Dの立体情報データがない、あるいはクオリティが粗いエリアもまだ多く存在します。
そのため、ツール単体で長尺の映像を作ろうとすると、どうしても「CG感(ゲームの画面のような質感)」が拭えないというデメリットがあります。

●3. 用途で賢く使い分ける!「Google Earth Studio」vs「リアルなドローン撮影」
「じゃあ、ビジネスでは使えないの?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。重要なのは「用途に合わせた使い分け」です。コブラ映像では、シーンに応じて以下のような使い分けをご提案しています。
① 【社内資料・プレゼン・シミュレーション】ならGoogle Earth Studioが最強の味方に
社内向けのプレゼン資料や、新規プロジェクトのピッチ、あるいはイベントのシミュレーション映像など、「限定された身内での共有」や「コスト・スピード重視」の用途であれば、Google Earth Studioはこれ以上ない強力なツールになります。
画面にクレジットが入っても問題になりにくく、現地に行くコストや時間を完全ゼロにして、イメージ通りの広域俯瞰映像を仕上げることができます。
② 【一般向けの企業PV・観光PR・Web広告】なら安心のドローン撮影で柔軟・オリジナルに
一方で、ホームページで一般公開する企業プロモーションビデオや、自治体の観光PR、Web広告など、「企業のブランディング」や「一般消費者の心を動かす」ことが目的の映像では、やはりリアルなドローン撮影による『生きた映像』が圧倒的におすすめです。
リアルなドローン撮影であれば、
・クレジット表記に縛られない、画面全体を贅沢に使った美しいオリジナル映像
・その瞬間のリアルな「光」「人や車の動き」「北海道の四季の美しさ」の切り出し
・被写体の動きに合わせた、現場での臨機応変で柔軟なカメラワーク
が可能になり、CGには出せない「エモーショナルな感動」を視聴者に届けることができます。
●4. コブラ映像札幌にお任せ!手続きから撮影・編集まで一気通貫サポート
「一般向けのPVだからドローンで撮りたいけれど、許可や申請が難しそう……」 そう思われる企業担当者様もご安心ください。
コブラ映像札幌では、ドローン飛行に必要な航空局への許可・承認手続きの代行はもちろん、現場での安全管理から、ターゲットの心に刺さる柔軟なアングルでの撮影まで、プロが一気通貫でサポートいたします。
また、「オープニングの数秒間だけ、スケール感を出すためにGoogle Earth Studioの広域ズームを使い、そこから滑らかにコブラ映像が撮影したリアルなドローン空撮(実写)へと繋ぎ込む」といった、デジタルとリアルを融合させたハイブリッドな演出・編集もできます。
規約や見せ方に不安がある方も、企業の法務担当者様が安心して導入できるよう最適な構成をご提案します。
まとめ:Google Earth Studioは面白くて便利なツール!うまく活用して最高の映像を
色々と注意点や使い分けについて解説してきましたが、やはりGoogle Earth Studioが「めちゃくちゃ面白くて、可能性に満ちた便利なツール」であることは間違いありません!
個人で触って楽しむのはもちろん、ビジネスシーンでも、その特性を正しく理解してドローン撮影と組み合わせれば、映像の表現幅を何倍にも広げてくれる最高の武器になります。
「ドローンを飛ばせない場所だけど、空撮風の演出を入れたい」 「自社の魅力を伝えるために、ツールとドローンどちらが最適か相談したい」
そんなときは、ぜひお気軽にコブラ映像札幌へご相談ください。
最新ツールの面白さも、リアルな映像の力強さも、どちらも知り尽くしたプロとして、貴社にとってベストな映像制作をご提案いたします!

