初心者でも上手な動画を作るテクニック
最近は、動画のSNSも増えて、動画を個人でも作成できる世の中となりました。 さて、そんな世の中の時流の影響もあり、「これから動画を撮りたい!」「作りたい!」という人もいらっしゃるであろうと思い、今回はこれから動画を自分で撮影して作りたいという人の為に初心者でもいい感じの動画を作るためのテクニックやポイントをちょっとだけご紹介いたします。
●【撮影テクニック】動かさない・固定する
テクニックというと大袈裟ですが、最初のポイントは、「カメラを動かさない・固定する」ということです。
これだけで、動画はとても見やすくなり、素人感をなくすことができます。
動画ですので、ついつい手持ち撮影で被写体を追いかけてしまいがちです。
それ自体は悪いことではありませんが、普段撮影に慣れていない方、初めて撮影する方だと、最近のスマホは優秀で手振れ補正等もありますが、素人感はぬぐえないです。
プロではないですので、動きながら上手には撮れないと割り切って、固定して撮ることをお勧めします。
ちなみに、被写体が動くものであれば、カメラは固定されていても、ちゃんと動きを表現することができますよ。
※三脚はあるに越したことはありません。三脚も安いものだと上手にカメラを動かして撮影できないですので、三脚を使う場合もやはり、基本は固定して撮影が無難です。
●【撮影テクニック】カメラのマイクでとらない
スマホで撮影する場合、もともともスマホ自体にマイクも搭載されていますので、そのまま音も収録するという方はかなり多いのでは?と感じています。
もちろんそれを否定するつもりはないですが、ちょっとだけ差をつけたい!良い動画を造ろう!という場合は、外部入力のマイクがあるとより良いです。
スマホやデジタルカメラのマイクでそのまま収録をしてしまうとどうしても、不要な音や雑音を拾いやすいです。スマホであれば、最近は外部入力のマイクを付けてアプリを入れれば、音をマイクから録音できるものもあります。
カメラ備え付けのマイクの音声をそのまま使うよりも、よりクオリティを上げるなら、音を別で収録するとワンランク上の動画制作につながりますよ。
※尚、これは話している内容を聞かせたい場合で、現場の環境音のみであればカメラマイクで撮影録音しても問題ありません※
●【+αの撮影テクニック】2カメラあるとよい
最初にカメラを固定するとお伝えしましたが、例えば、誰かがしゃべっている動画を一つのカメラでずっと同じアングルから流すとどうでしょうか?
動画が長くなるにつれてちょっと飽きてしまうかもしれません。
そんなとき、カメラが2台あるだけで、動画見栄えは大きく変わります。
同じ人がしゃべっている動画を撮っているだけですが、アングルが増えることで、プロっぽくそして、見る人に飽きを与えない動画になります。
もちろんカメラ2台は予算がかかってしまうので、可能な範囲でやってみてください。
●【編集テクニック】エフェクトを使わない
ネットで検索したり、動画の学習をしたりすると、いろんな編集のエフェクトが出てきます。動画編集を始めたばかりだと、いろんなエフェクトを使ってみたいと思ってしまいがちです。
(実際簡単に様々なエフェクトが簡単にできてしまう時代ですのでとても楽しいです(笑))
気持ちは大変わかります。
楽しいですので、練習としてはいくらでも使ってみてもよいですが、
いざ動画をちゃんと作ろうと思ったときは、はじめのころはあえてエフェクトを使わないことをお勧めします。
ご自身が良いと思っても、ダサくなってしまうことが多々あるからです。
またエフェクトには実はちゃんとセオリーやそれぞれに「意味」があることがありますので、それを知らずに適当に使ってしまうと、意図しないでミスリードのような形となり、見る人を混乱させてしまうこともあります。
編集は最初のうちはカットだけ意識して作成することで、シンプルできれいな動画ができますよ。
●まとめ
今回のまとめです。
*【撮影テクニック】動かさない・固定する
*【撮影テクニック】カメラのマイクでとらない
* (【+αの撮影テクニック】2カメラあるとよい)
*【編集テクニック】エフェクトを使わない
さて、勘の良い人はお気づきかと思いますが、何か新しいスキルをするというよりも、「あまり余計なことをしない」というのが初めての人へのアドバイスになります。
「なんだそんなことか。」
と思ってがっかりされた方はごめんなさい。
ですが、意外とこのシンプルが大事ですので、動画制作を始めたばかりの人で、まだ試したことのない人は是非一度試してみてください。
また、スキルの習得などは大変ですが、三脚、や2台目のカメラなど、「道具」でクオリティが上げられることも確かですので、こちらも試せる方は是非試してみてください。
やっぱり動画を作りたいけど、プロにお願いしたい。
という方はお気軽にご相談くださいね。
それではまた次回